もう一ヶ月以上も前になってしまいましたが、田亀源五郎さんの個展に行ってきた時の話です。田亀先生のブログ記事にリンクを貼らせて頂いてますが、きわどい絵が多数出てくるハズですので、ご覧になる場合はお覚悟ください。
田亀先生を知ったのはホントにごく最近で、実はまともに作品を読んだ事がありません。ネット上でイラストを見つけて…肉体表現が激ツボ!!で、ブログやサイトをチェックしましたが…正直なところ私は、SMも拷問も超苦手(緊縛くらいなら大丈夫)。しかも先生容赦がないし(;▽;)。先生の描く筋肉は大変好きなのに作風は苦手って、あらまあどうしよう(苦笑)。
そういう事なので、個展に行くのも少しだけ悩んだんですが、超グッドタイミングだし、あとで絶対後悔すると思って、おもいきりました。
当日正午過ぎに東京に到着し、ティーヌン銀座店で昼食後、杖歩きのツレをほったからして会場のヴァニラ画廊へ。表通りの歩行者天国から路地に入ってすぐなのに、打って変わった静かな一角。Twitter田亀アカウントで「ローラ・アシュレイの隣」というのを見ていなかったら、しばらくその辺りをさまよっていたかも…というほどわかりにくくて、看板代わりの入口の
フライヤーを発見しなかったら、ビルの中に入るのに勇気がいったかも。しかし裏通りにひっそり立ってたとはいえ、公道にこんな絵(失礼)出しといていいんだろうかと、ちょっとだけ思ってしまった(^^;)
ビル内は昭和初期的な、どこか淫靡な雰囲気の漂う造り。エレベーターから若い女性が二人下りて来たので、彼女達も個展に行ったのかなと思いつつ自分もエレベーターに乗りました。
ところが雰囲気に酔っておかしくなったのか、会場を2階と思い込んで降りたら真っ暗。建物を間違ったのかと一旦外に出たり、1-2階をウロウロしたあと、途方に暮れながら各階フロアを確認しつつ階段を上って行き、最上階の4階でお耽美な「ヴァニラ画廊」ロゴの入口を見てようやく安堵。中に入ると、汗まみれにありがたいガンガンの冷房(私、汗臭かっただろうなあ…>_<)と、思いのほかオシャレな内装。そして、その壁を飾る一面の…男根をあられもなくさらけ出す髭男達の絵(SM度90%)。刺激的な光景に脳天グラグラ。加えて田亀御大ご本人がいらしてて、密かに大興奮。けっこう大柄な方なんですねー^^
受付で3種類あるエクスリブリス(蔵書票)のうち、1種類をお土産として頂けるのですが、田亀初心者なので(笑)おとなしめの「ウィルトゥース」のヤツを頂いて参りました♪♪↓
他の2種類を見てみたいという勇者は
ここへどうぞ〓(田亀ブログ内記事です。画像をクリックすると拡大画像が表示されます。実は「侍と河童」と、どっちにしようか迷ったのだった)
個展の内容は田亀ブログ
開催初日記事に詳しく説明されてますが、今まで手がけられた雑誌の表紙、挿絵、書き下ろしイラストの他、イラストの原画や漫画原稿などもファイルされてあり、大変興味深く拝見致しました。
記事中の画廊内写真では、絵の掲載された壁面が全部映ってるので、ちょっとしたサムネール展覧会ですね。遠目で見ただけでも“過激な”絵ばっかりだという事がわかりますねー。フライヤーに使われた絵の全体絵もありますよ。
ブログ内の写真はクリックすると各自拡大されるようです。私が一番気に入った作品の写真はないかいな…と探してみたら、
ありました。
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